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SURFACE PROTECTION ENGINEERING & TECHNOLOGY
屋根の補修方法について
屋根鋼板は、経年とともにコーティング面の劣化に伴い錆が発生します。近年タイでは深刻な大気汚染により屋根にも影響が出ていると考えられています。
一度、母材の鉄板にダメージが出てしまうとそこから錆が発生し、そこから広がるようにして屋根材を腐食させていきます。広範囲になったり穴が開いたりしてしまうと、補強材による補修が難しく、全面屋根の葺き替えが必要となります。
そうなってしまう前に、ここでは部分的に行うことができる補修方法をご紹介します。
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補修方法 各種
1.弾性塗料による塗装補修
棟・ケラバ・軒先・開口部取り合い水切りなど、漏水原因になりやすい場所をブチルテープなどで補強し、弾性塗料で全面をコーティングします。塗装 の要である適切な下地処理を行うことが肝要です。GKPでは高圧水による洗浄を行い経年の埃・粉じんなどを完全に除去し錆止め塗装、必要であれば屋根と同材の当て板補強を施し健全な下地を確保し塗装いたします。
2.非加硫ブチルゴムシートによる完全防水
(SANTAC ROOF SYSTEM)
塗装と同様、完全な下地処理を行い,鋼板用特殊接着剤によって全面をゴムシートでカバーします。非加硫ゴムの特性としてラップ部分が同質化する特性を持っており、経年劣化によるズレ・剥離がほとんどあ りません。塗装補修と同様に錆びて弱くなった部分などは屋根と同材の鉄板などで補強した上でシート防水を施します。
3.陸屋根にはFRPライニング・PUライニング
鋼板屋根塗装と同様、完全な下地処理を行い,ライニング工事をおこないます。屋根面の場合、基本的にガラスマット×1、サーフェイスマット×1+ポリエステル樹脂1mmの施工となります。劣化した防水層を撤去し、クラックなどの補修を行い、漏水の原因を徹底的に潰してからライニング工事をおこないます。
屋根の面積・環境条件などで仕様の変更が必要な場合があります。お気軽にお問い合わせください。



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